東大医学博士による胃腸科肛門科の最新医療ブログ
胃腸肛門病専門の東大医学博士の日常と雑感をつづります。
等についてのマニアックな専門知識を交えて提供します。
- 胃腸科(胃の経鼻内視鏡検査・無痛の大腸内視鏡検査・胃大腸ポリープ・胃潰瘍・大腸癌・潰瘍性大腸炎・血便・便秘・腹痛)
- 肛門科(診察の受け方・痔核・痔ろう・裂肛・痛みに配慮した日帰り手術・ALTA注射療法)
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お尻にカビ!?肛門カンジダ症を知っていますか?
タイトルがちょっと衝撃的だったかもしれません。お尻にカビ…と聞くとなんだかムズムズしてきますね…(笑)
皆さんは「カンジダ」という言葉を耳にしたことはありますか?
女性は「聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
というのも、カンジダは性器や膣に感染することが多いものなのです…が、実は肛門にも感染するんですよ。
今回は「肛門カンジダ症」についてお話ししましょう。
痔の日帰り手術を阻む病気たち
みなさん、こんにちは。横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
当院では、年間約1,500件の肛門の日帰り手術を行っています。
血豆を除去したり、膿を出したりといった簡単な手術であれば、その場で行うこともありますが、痔を根本から直すような手術は必ず大腸内視鏡検査を行ってから、手術を行います。
それは一体なぜなのでしょうか。答えは、「肛門の手術を阻む病気」が存在するからです。
今回は、肛門の手術を阻む病気たちについて解説をします。
血栓性外痔核は繰り返す?
皆さん、こんにちは。横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。今回は、血栓性外痔核のお話です。血栓性外痔核は肛門科の外来で一番多い処置です!と患者さんに説明するほど、メジャーな病気です。
この血栓性外痔核は、「前と同じような症状で…」「前と同じのが出来てしまいました!」と来院される方が多いというのも特徴です。
今回は「なぜ血栓性外痔核は繰り返してしまうのか」という疑問に答えていきたいと思います。
見張りいぼは治療が必要?
皆さんは「見張りイボ」という言葉を聞いたことがありますか?
見張りイボというくらいだからいぼ痔の一種かな?と思うかもしれませんが、これ・・・実はいぼ痔ではありません。
今回はいぼ痔とちょっと勘違いしやすい「見張りイボ」についてお話をします。
肛門のかゆみがつらい!
今回は、肛門に関する誰にでもあるような症状のお話をしていきましょう。
肛門科では、痛み、出血、異物感(いぼ痔)などといった症状で来院される方も多いですが、「肛門のかゆみ」にお悩みの患者さんもとても多いのです。
デリケートな場所なので、なかなか人に相談もできないですし、腕や足などといった普段露出されている部分ではないので掻くことも出来ず、ずっと悩んでいる方もいるのです。
今回は、肛門のかゆみの原因と予防法について解説していきます。
切れ痔の予防方法
皆さんこんにちは、横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
前回の記事では、切れ痔の治療法についてお話をしました。
今回は、患者さんからもよく質問される「そもそも切れ痔を予防するにはどうしたらいいの?」という疑問にお答えしていきたいと思います。
切れ痔の治療をご存知ですか?
よくある質問~痔に再発はありますか?~
こんにちは、横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
今回の質問は肛門科の診察や痔の手術後に患者さんからよく聞かれる質問をテーマにお話しをしていきたいと思います。
「先生、手術をしても痔の再発はあるんですか?」
・・・さて、皆さんはどう思いますか?早速回答していきましょう。
内痔核が出来やすいのはどこ?
こんにちは、横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
「痔(じ≒ぢ)」に悩む患者さんは多いですよね。痔という病気の歴史は古く、人類が二足歩行を始めた頃からの悩みとも言われています。当院にも毎日多くの肛門科の患者さんがお尻に悩みをもって来院されます。
今回は「いぼ痔(痔核)」の中でも「内痔核(ないじかく)」と呼ばれる、肛門の中の方に出来るいぼ痔が発生しやすい場所についてのお話をしていきたいと思います。
痔の日帰り手術後の生活について
痔の日帰り手術を受けようと思った患者さんにとって、一番気になることは「日帰り手術の生活」だと思います。患者さんからもよく「明日から仕事があるんですが大丈夫ですか?」「電車で行くのですが、痛くて帰れないということはありませんか?」「どうやって生活すればいいのかわからず心配です」などの質問をよく受けます。
そこで、今回は「痔の日帰り手術後の生活」についてお話させていただこうと思います。
肛門科の受診の際の心構え
今回は肛門科に「恥ずかしくて行けない」「肛門科を受診するのが怖い」という方の背中を少しでも押せるような、“肛門科の受診の際の心構え”についてお話したいと思います。
痔の日帰り手術~患者さんへの心遣い~
以前は、痔の手術と言えば10日間入院が必要でした。
しかし、手術の技術や薬剤・周術期管理の進歩によって当院では、ほとんどの痔の手術が日帰りで可能になりました。
今回は、当院で日帰り手術を受ける患者さんはどんな方が多いのか、どんなニーズがあるのかなど、ご紹介していきたいと思います。