アレルギー性鼻炎はつらい!~その1~
風邪でもないのにずるずる…と鼻をすすってしまうような辛~い、アレルギー性鼻炎。
今回の記事では「アレルギー性鼻炎はどんなものなのか」「自分でできる対処法」をお話します。
「アレルギー性鼻炎」の症状としては、発熱・咳などの風邪の症状がないのに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった症状が起こります。
アレルギー性鼻炎には、季節性と通年性という2種類があります。
★季節性アレルギー性鼻炎
主に花粉などをアレルゲンとし、毎年同じ季節に症状が現れる鼻炎のことをいいます。
★通年性アレルギー性鼻炎
主にハウスダストなどが原因で、季節に関係なく発症する鼻炎のことをいいます。
*季節性アレルゲン(鼻炎症状を引き起こす植物)
春 スギ・ヒノキ・ハンノキ
夏 イネ科・シラカンバ(カバノキ科)
秋 カナムグラ・ブタクサ・ヨモギ(キク科)
冬 スギ
*通年性アレルゲン
チリ・ホコリ・ダニ(ダニの死骸やフン)・カビ・繊維のクズ・食べかす・犬や猫(ペット)の毛・人の毛髪・ふけ・垢・たばこの煙粒子など
自分で出来る対処法
*通年性アレルギー性鼻炎の対処法
ペット(犬や猫)は屋外で飼い、寝室に入れないようにします。
猫や犬のシャンプー、ブラッシングをするなど、飼育環境を清潔に保つようにしましょう。
カーペットをやめ、フローリングにするだけでも掃除が楽になりますよ。
*季節性アレルギー性鼻炎の対処法
花粉情報に注意し、飛散の多い時は、外出を控えるようにしましょう。
外出する際は帽子やマスク、メガネを身に着け完全防備です。帰宅時は花粉を外で払うようにしましょう。
手洗いうがいだけでなく、洗顔や鼻をかんで少しでも室内に花粉を持ち込まないことが大切です。
*共通の対処法
毎日掃除するようにしましょう。
掃除機をかける際は排気循環式の掃除機使うようにすると、後方のホコリを巻き上げず、部屋中にホコリが舞わないため、アレルゲン対策にはオススメです。
織物のソファ、カーペット、畳はできるだけ避け、フローリングがベストです。フローリングは水拭きをするとさらに良いでしょう。
空気清浄器を使って花粉やホコリの対策を積極的に行いましょう。
今回は自分で出来る対処方法をご紹介しました。次回は治療法を紹介する予定です。