ららぽーと横浜クリニックの診察の待ち時間を少しでも減らすために
当院の基本原則・・・・「予約された方を優先」「先に受け付けた方を優先(科目等により多少前後有)」で診療を進めております。現行ルールの中で、待ち時間を最小限に抑える方法は、以下の通りです。
①余裕をもってお電話(045-929-5082)で予約を取りましょう
どの科目でもOK! 初診でも再診でもOK! 基本的には受診する前日までに予約を済ませましょう。
日によっては当日の予約も受け付けています。
「当日に受診することは決めたけど、予約を取っていない・・・」という方は、予約が可能かどうかを一度お電話にてご確認ください。
「2-3時間程度の待ち時間は気にしない」という方は、予約なしで直接ご来院ください。
特に肛門科は、予約なしだと待ち時間が長くなる可能性がありますので受診時はご注意ください。
(注意! 例えばこんな方は、当院の手には負えません)
・予約なしで来院され、待ち時間がかかることを知って腹を立てる方
・休診日に来院して診察を強要する方
・自分で診断や検査を決めつけて来院し、医師が判断した必要な検査や医学的事実を受け入れられない方、通常の診断手順に従わずに薬の処方だけを強要する方
医療の指導管理業としての性質をご理解下さい。検査なしで診断がつく場合は別ですが(風邪など)、診断に必要な検査は当院では行いますし、次回の再診日も含めた診療計画となることもあります。当院は土日祝の「便利なお薬屋さん」ではありません。病状把握の検査すら拒否する方は絶対に、絶対に来ないでください!「お金を払うのはこっちだ」などと言うお客様意識の方は、お金はいただきませんので、当院と一切関わらないよう、お願いいたします。
・期待度の高すぎる方
待ち時間のことを含め、あらゆる点で期待しすぎ、自分に都合の良いベストな結論・人類の持つ技術限界以上でないと許せない方を含みます。
これらに相当する患者さんは、絶対に最初から来院自体をご遠慮くださいますよう、強くお願い致します。医療というものに関する考え方の出発点が異なると、最高水準の医療も満足な結果にならないこともあるからです。
医療のプロフェッショナルとは、患者さんの単なる御用聞きになることではなく、医療の力とその限界を知る医師が、その専門的視点/知識で患者さんをサポートすることです。
どうか、「お客様」という意識は除いてご来院ください。
②混雑時間帯を避けましょう
2019年11月現在の目安を示しました(冬季はより混雑します)。
要約すると、以下の時間帯はかなり待ち時間が長くなるので、可能な限り避けましょう。
全ての曜日:12-13時
土日祝:12時以降
これらの時間帯が混雑の「魔の時間帯」である理由は、駆け込みで受診をされる患者さんが多いことの他、医師の人数の違い、予定された内視鏡検査や手術が行われる時間帯であることなどが挙げられます。
この「魔の時間帯」は、数年前は5-6時間待ちが普通だったところを改善して、やっと今の状態になっておりますが、現状でも、待ちきれずに帰宅する患者さんもたまにいらっしゃいます。
●その他の豆知識
ゴールデンウィークや冬季はさらに混み合います。3連休の前日の夜外来、3連休初日の午前外来も混雑が激しいです。
・・・ちなみに、2019年11月現在、平日朝イチと月水木曜日の夜外来の17時~18時が、やや空いています。
③問診票を詳しく書きましょう
診察室に入ってから、患者さんがお話ししたいことがたくさんあった場合、問診室へ移動して、看護師がお話を伺わせていただいてから再度診察にお呼びいたします(つまり診察の行列に2回並ぶ羽目になります)。
こうならないためにも、問診票に症状経過や質問を全て書いておきましょう。
・・・いかがでしょうか。参考になったでしょうか?
最後に
急病の患者さんのため、あえて完全予約制にしていません。ですから、とんでもなく長い行列ができてしまうことがあります。当院の奉仕の心や高い水準の医療が、逆に長い待ち時間を生んでいる現状に、心苦しんでいるのです。
ららぽーと内の物販店舗と異なり、医療資源(医師の時間×技術)は有限です。
2019年秋現在、当院の患者数は平均的なクリニックの8倍以上に達しています。
せめて冒頭の「予約された方を優先」「先に受け付けた方を優先(科目等により多少前後有)」の趣旨をご理解いただくと同時に、かつて標準待ち時間が2-3時間だった当院が、スムーズな診療のためにベストを尽くしている姿勢をご理解いただくしかないと思います。
予約枠は、患者さんの希望時間通りではないかもしれませんが、かなりの確率で空いています。
患者さんの来院をいつでも心から歓迎しています。