どうして食べた後すぐ寝てはいけないの?

印刷用ページ[2018/01/15] 内科

こんにちは、内科のららぽーと横浜クリニックです。

皆さんは食べた後すぐ寝ないように…とお医者さんに言われたことはないですか?そもそも何故そんな風に言われるのか、具体的な理由知っていますか?

今回はそんな「どうして食べたらすぐ寝てはいけないのか」を簡単にお話ししたいと思います。

 

■食後すぐに寝てはいけない理由はいくつかある!

①逆流性食道炎のリスク

食後すぐ寝てしまうと、胃酸が逆流しやすくなるので「逆流性食道炎」を発症しやすくなります。特に、もともと逆流性食道炎の症状を持つ人は食後すぐに寝ると食道炎が悪化してしまうばかりか、「食道癌」になるリスクも高くなってしまいます。食後2~3時間は横にならないように心がけましょう。

 

②脳卒中のリスク

食後は食物を消化して吸収するため、血液やエネルギーが胃や腸に持っていかれてしまいます。そのため、胃腸の血液の流れは増えますが、大脳の血液の量は減り脳は活動を休めてしまいます
その為、食後すぐに寝てしまうと脳が血液不足に陥り、脳卒中を起こすリスクが高まります
(食後にすぐに寝てしまう人は夕食後から睡眠まで1時間以上空ける人に比べて脳卒中のリスクが66%も高くなります。)
食後は30分程度の休息をとり、散歩などの軽い運動を行ってから寝るといいとされています。

 

③太りやすくなる

副腎皮質ホルモン(炭水化物の代謝などに広くかかわるホルモン)は、朝が最も分泌量が多く時間がたつにつれて減少していきます。そのため、夜に摂取した食事はエネルギーになりにくく、脂肪として蓄積されやすいのです。結果、夕食直後に眠るのは肥満のもとになってしまいます
就寝時間の3時間前までに夕食を済ませるのがオススメですよ。

 

④睡眠が浅くなる

食後すぐに胃腸は消化活動を開始し、消化が終わるまで働き続けます。そのため、食後すぐの時間はまだまだ消化中…ということになります胃腸が活動を行っているということは、脳は睡眠をしていても、臓器は寝ていないという状態になってしまうので、この状態では、寝ていても疲れがとれないばかりか、胃腸に負担をかけてしまうことで良質な睡眠がとれなくなってしまいます

 

■まとめ

いかがでしたか?

なんとなくいけないことだと聞いたことはあるけれど、詳しい理由を知らなかった…!という方も多かったのではないでしょうか?

食べた後すぐに寝てしまうと逆流性食道炎や食道癌、脳卒中のリスクにつながる、太りやすい体質を作ってしまう、睡眠が浅くなるなど様々なデメリットにつながります。こうしたデメリットを避けるためにも、食べた2~3時間は睡眠をとらないように心がけて生活をするとよいでしょう

と、お話をしてきましたが、実は寝方によっては横になった方が身体にいいともいわれているんです。次回は今回とは逆のテーマ「食べた後すぐに横になった方がいい理由」をお話したいと思います。

 

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