薄毛が気になる男性のあなたへ~AGA治療~

印刷用ページ[2016/04/01] 日々雑感

男性のアンチエイジングとして、当院では薄毛の治療を行っております。

今回は、「最近髪の毛が薄い」「抜け毛が増えた・・・」といったお悩みをお持ちの男性に向けたお話をしていきます。

 

AGA(エージーエー)とは?

AGAという言葉を耳にしたことはありますか?

Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」という意味です。

成人男性によく見られる、髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に前額の生え際、または頭頂部のどちらかから段々と薄くなっていきます。

AGAの男性は全国で1,260万人と言われていますが、実際に何らかのケアを行っている人は650万人といわれています。半分くらいの方しかいないんですね。

また、AGAは進行性なので、何もケアをせずに放っておくと髪の毛の数は減り続けていきます。

AGAの男性にとって最も大事な対策とは、早めのケアをするということですね。

 

AGAの原因は何?

AGAには一般的に遺伝や男性ホルモンが影響していると考えられています。

その男性ホルモンの影響として、AGAの主な原因物質とされるのがジヒドロテストステロン(DHTです。

AGAでは、脱毛部分の頭皮に多量のDHTが確認されています。このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合することでヘアサイクルが乱れ、普通よりも早く成長期が終了してしまいます。そのため、毛髪が太く長い毛に成長する前に抜けてしまう…ということです。

十分に成長しない細く長く短い毛髪が多くなることで、全体的に薄毛が目立つようになります。

しかし、AGAでは普通、薄毛になっていても産毛は残っていますから、毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はないんですよ。

 

 

プロペシアってどんな薬?

さて、そんなAGAの治療薬として処方される薬が“プロペシア”です。プロペシアはAGAの原因となるDHT(ジヒトステロン)の生産を防ぎ、抜け毛を減らすなどの効果があります。

ただし、即効性があるわけではなく、飲み始めてから効果を感じるまでに個人差はありますが、約6ヶ月ほど時間がかかることもあります。

 

服用の注意

・男性成人のみ服用できる ※女性に効果はありません

・割って飲まない ※錠剤に特別な加工をしています

・肝機能障害がある方は必ず医師に相談してから服用する

などがありますが、実際に処方される際にはナースから服薬に関して詳しい説明があります。

 

プロペシアの副作用

プロペシアの効果はとても強力な反面、副作用も確認されています。具体的には、国内で実施された臨床試験で、性欲減退、勃起機能障害などが確認されています。副作用を感じる人の割合は非常に少ないですが、こういった経験をする人がいるのも事実です。症状が現れてしまった場合は、服用をすぐに中止し、医師の診察を受けて下さい。

 

プロペシアの効果

※クリックで拡大します

もちろん個人差はありますが、プロペシアを服用してから3か月ほどで産毛が生えてきます。しかし、ご自身ではあまり効果は感じられない程度です。

6か月ほどたってくると、産毛が太く伸び始め、周囲の人にも分かるような変化が現れます。

そして、1年服用を続ければ、抜け毛は減り、少数の人から「髪の毛の量が増えた」と言われるほどの効果を感じるでしょう。

その後3年ほど飲み続けると、ほとんどの人が効果を感じ、4年も経つと改善された毛髪が維持されます。

時間はかかりますが、1日1錠飲み続けることで、だんだんと改善されていくので、途中で止めずに飲み続けてください。

 

いかがでしたか?一日一錠を長く続けることでコンプレックスの改善を試みることができます。

当院では東京大学医学部附属病院で抗加齢酵素の研究を行い、博士号を取得した院長の経験をもとにAGAの治療を行っており、約80%以上の患者さんが薬の効果を実感しています。

また、薬剤は院内で直接お渡ししていますので、薬局まで行く必要はありません。

自由診療になりますが、お悩みであれば「医師に相談」という方法もご検討くださいね。

 

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