検査前の過ごし方

・前日は夜21時までに食事を済ませる

胃カメラ前の食事は、前日の夜21時までに済ませましょう。朝食や昼食は特に制限はありませんが、夕食は脂っぽいものを避けるようにしてください。夜21時を過ぎても水分は摂取できます。ただし、お水・お茶・スポーツドリンクなど透明なものに限るため、それ以外の飲み物は摂取しないようにしましょう。

・胃カメラ前の激しい運動は避ける

激しい運動をしたりサウナに行って発汗を促したりする行為は胃に負担がかかるため、胃カメラ検査前日から当日は控えてください。

・マニキュアは落としておく

鎮静剤を使う予定がある場合は、検査中に血中の酸素濃度をモニターする必要があります。爪を短くカットし、マニキュアは落としてから検査を受けましょう。

・薬の服用は医師の指示を仰ぐ

普段から飲んでいる薬がある場合、基本的には前日までなら特に制限はありません。ただし、当日の朝の薬は検査をする病院によって方針が異なります。薬の種類によって飲んでも問題ないかどうかが異なるため、事前に検査をする医療機関で確認しておきましょう。

・時間には余裕をもたせておく

検査の所要時間はおおよそ5分ですが、その前の準備や検査後の回復時間として2時間ほど必要です。また、検査後体調が悪くなる恐れもあるため、時間は余裕をもって確保しておくことをおすすめします。

検査後の過ごし方

・検査後は1時間後から飲食OK

検査を受けてから1時間は喉の麻酔が効いている状態です。誤嚥の危険性があるため、検査後1時間経過してから飲食をするようにしてください。

・鎮静剤を使用した場合は運転を控える

鎮静剤を使用した場合、ふらつきや眠気が出る可能性があるため、車・自転車・バイクなどの運転はできません。また、緻密な作業や高所での作業も控えましょう。

・組織検査をした場合は当日の飲酒は禁止

組織検査後の出血を予防するために、検査当日は飲酒禁止です。食事制限はありませんが、できる限り消化のいいものをおすすめします。

以上が胃カメラ検査の前日から当日の過ごし方・注意点です。

検査を受ける医療機関でどのようなことに気を付けたらいいのか、事前に確認しておきましょう。

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