治療の流れ

痔の治療を受けたい、日帰り手術などでスムーズな治療をしてもらいたいときに選ぶのは、基本的に肛門科・肛門外科の治療に対応している病院です。これまでに痔に関する治療の経験がないときは何科を受診すべきか迷うことも多いですが、まずは横浜で肛門科のある医院を探してみましょう。予約を済ませたら、治療の流れは以下のとおりです。

1．受付を済ませる

横浜で痔などの治療のために肛門科診療を受ける際には、まず予約した病院で受付を済ませます。はじめは基本的に問診票を記入する流れになるため、受付の指示に従いながら必要事項を書いていく、もしくはタブレットなどの端末に入力していきます。

2．問診票を記入し医師から質問を受ける

問診票では現在悩みに感じている症状や、普段の生活習慣についてのことを事細かに伝えていきます。治療に直結することなので、言いづらいこともここでは正直に書くことが大切です。

記入が終わったら、今度は必要に応じて医師から質問を受けます。いつから症状を感じているのか、痛みや不快感はどの程度なのかなど、説明しやすいようにあらかじめ整理しておくと治療もスムーズです。

3．診察

続いて、担当医師による診察に入っていきます。目視で症状や様子を見ることを視診、症状が出ているところに触れることで診察するのが触診・直腸・肛門指診です。必要な場合は、専用の器具を使って肛門内部を見たり、便に血液が含まれていないか検査を実施したり、内視鏡検査などを行ったりすることもあります。

患者さんの症状次第でどの診察方法になるかは異なりますが、肛門内部を触診する際には、医師が専用の麻酔薬を指に塗った状態になるため、このときに痛みを伴うことはほとんどありません。また、終了後には消毒液での消毒も行います。

4．医師から詳しい説明を受ける

診察の結果どのような症状や原因が見られるのか、最後に具体的な説明を受けます。その後、どういった治療を行っていくのかなどの詳しい説明も受けられるため、このとき不安なこと、疑問に思ったことがあれば必要に応じて質問しておきましょう。

当日に気をつけるべきこと

横浜で、痔などの症状で肛門科での治療を受けるときには、基本的に難しい準備は不要ですが、できる限り不安を感じずに診てもらうためにも、以下の点に注意しておきましょう。

排便は事前に済ませておこう

横浜で肛門科の治療を受けに行く際には、排便は済ませておくのが望ましいでしょう。肛門に便がある状態だと、正確な診断ができない可能性があります。場合によっては、「便があるせいで治療ができない。日を改めて来てもらいたい」といった二度手間になってしまうことも考えられます。

ただし、薬などを使って無理に排便する必要はありません。あくまで通常の範囲内で済ませましょう。規則正しい生活を送ることが、しっかり排便を済ませることにつながります。

自分自身で症状の詳細はよく確認しておこう

横浜の肛門科で治療を受ける前には、症状について自分自身で把握しておくことが大切です。当日医師に聞かれたときに、いつから痛みやかゆみ、違和感があるのか、どのような痛みなのかなど、詳細をうまく伝えられないことは少なくありません。その後の診療をスムーズに進めるためにも、症状を感じた日や痛みやかゆみの感覚などは、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。また、痛みだけでなく排便の回数などの情報も重要です。

痔の症状についてのチェックリスト

横浜で肛門科の治療を受けたいときは、痔の症状について理解を深めておくことが重要です。特に初めて「これって痔かも？」と思った場合、本当にそうなのかがわからず不安に思うことも少なくありません。

以下にご紹介するのは、痔に当てはまるかどうかのチェックリストです。自身の症状が当てはまるか確認して、肛門科を受診する際の参考にすることをおすすめいたします。

「痔かもしれない」「肛門の違和感が消えない」と思ったら、横浜で肛門科を受診する前に、まずこれらのチェックポイントに該当することがないか確認することをおすすめいたします。当てはまる点が多いほど痔である可能性が高く、より危険度が高いといえます。早めの治療が肝心なので、できるだけ早く病院を受診することが大切です。

便秘と痔の関係について

横浜で肛門科を受診する際にチェックしておきたいのが、便秘と痔の関係性です。特に女性は慢性的に便秘に悩まされやすいことが多いため、痔の症状との関わりが気になっている方も多いのではないでしょうか。こちらでは、便秘と痔の関係性について知っておきたいことをご紹介いたします。

便秘になりやすい方は要注意

結論から言うと、便秘と痔には大きな関連性があり、特に慢性的に便秘の症状がみられる方は、「切れ痔」になりやすいと言われています。切れ痔は便が肛門を通るときに肛門上皮を裂いてしまうことでできてしまうもの。便秘気味の方は便が硬くなりやすく、それに伴って切れ痔の症状も起こりやすいのです。実際に、切れ痔の症状を持っている方の過半数は、便秘の症状に悩まされているとされています。

また、痔の症状には切れ痔、いぼ痔など様々なものがありますが、切れ痔の症状に悩まされる方は男性よりも女性のほうが多いです。女性のほうが便秘になりやすい傾向が関係していると考えられます。

もちろん女性だけでなく男性にも同様ですが、便秘の症状が長く続くときは、痔の症状についてもチェックしておきましょう。痔の症状を防ぐために、便秘にならないための生活習慣改善にも努めたいところです。

違和感を覚えたら肛門科へ

便秘と痔の症状には重要な関わりがあります。そのため、日常的に便秘の症状に困っている方は、痔の症状も見られる可能性があります。排便を済ませた後などに肛門に痛みやかゆみ、違和感などが伴うのは、単純に便秘気味だからではなく、切れ痔などの症状が出ているからかもしれません。

ららぽーと横浜クリニックでは、痔の症状についてスムーズな診療を心がけております。プライバシーに配慮した治療と検査を行うほか、日帰り手術にも対応しているため、素早い診療が可能です。

特に女性は肛門科での治療に関して不安に思うことも多いでしょうから、ご相談で不安を解消してまいります。痔のチェックリストなどもご確認のうえ、お困りの際には、お気軽にお問い合わせください。