採用情報 - 仕事の内容を詳しく紹介

看護師(准看護師)・医療事務員(兼診療補助)の仕事内容

最高水準の医療サービスを提供するためには、医師・看護師・医療事務員ともに高度の専門性を保つことが必須で、当院は日帰り手術や内視鏡検査を受けるクリニックとして患者さんから支持され続けるための努力や忍耐を継続しています。その中には普段からのOJT(on the job training)はもちろん、スタッフの洗練度を高める勉強会等や、土日も診療していること自体も含まれます。看護師、受付事務員ともに、細かい医療手順を完璧に理解していることや、患者さんの視点に立って良質の医療サービスを実現することが求められるのです。

新人として入職すると、新人教育プログラムの下で医療手順を徐々に習得していきます。
看護師、医療事務員ともに下記のような長い文章になってしまいましたが、実際には新人はいずれかの部署で勤務開始となり、その中でも最初から全てを行うわけではありませんので、ご安心ください。
当院で頑張りたいという気持ちだけあれば、実務は自然と習得していけます。

看護師の仕事の実際

外来(胃腸科・肛門科・内科・皮膚科・アレルギー科)

一般外来の診察補助を行います。
具体的には、患者さんへの問診、採血、血圧測定、インフルエンザテスト、インフルエンザ予防接種、レントゲン撮影補助、外来診察補助、心電図、尿検査、点滴、健診(身長体重測定)、ピロリ菌の尿素呼気試験、内視鏡検査の予約、肛門手術の予約、皮膚手術の予約、腹部エコーの予約や介助、ホルター心電図の装着と取り外し、AGA(男性型脱毛症)の服薬説明、肛門科手術後の生活指導、大腸ポリープ切除後の生活指導、肛門科診察の介助(血栓性外痔核の処置介助、肛門周囲膿瘍に対する排膿処置の介助、抜糸の介助を行います。
用紙に書かれた文章を読みながら説明するものが多く、心配いりません。

内視鏡室・手術室の外回り

内視鏡検査の前準備

大腸内視鏡検査/経鼻胃内視鏡検査や肛門手術の前準備(問診)を行います。 内視鏡検査前、手術前の患者さんはすごく緊張していますので、安心して受けられるような声かけを特に大切にしています。手順を書くと、以下の通りです。 まずは内視鏡検査の場合です。

  • 電子カルテより患者さんの情報を収集し、問診を行います。
  • 大腸内視鏡検査を受ける方の排便を確認します(腸管洗浄度の確認です)。
  • 着替えの案内、ラインキープ、鼻への局所麻酔(胃内視鏡検査を受ける患者さん)
  • 検査体勢を整える。
  • プレメディや病理伝票と容器の準備をします。

ここまでを検査の順番や進行状況を確認しながら、間に合うように準備して、検査開始です。
検査を終えた患者さんへのお仕事もあります。

  • 検査を終了してリカバリールームに戻ってきた患者への声掛け、覚醒状況に合わせたケアを行います。
  • 離床案内し、飲水や食事摂取の注意事項の説明を行います。
  • 使用後のストレッチャーの片付けをし、次の患者の受け入れ準備を整えます。

肛門手術の前準備

  • 前処置(座薬の挿肛、術前検査としての心電図)
  • 患者に問診し、必要な情報を収集します。
  • 座薬挿肛後のトイレを案内し、着替えも説明します。
  • ラインキープし、手術体勢を整えます。
  • 麻酔(仙骨麻酔)の準備をします。

手術後の患者さんには、

  • 手術後、リカバリールームに戻ってきた患者さんの体位変換の介助、血圧測定、止血確認を行います。
  • 患者さんに合わせた離床への声掛けと介助を行います。

内視鏡室・手術室

大腸内視鏡検査/経鼻胃内視鏡検査の介助、痔の日帰り手術の介助を行います。

内視鏡検査の介助

  • 内視鏡スコープの動作確認、鉗子の準備、使用薬剤の準備をします。
  • 患者さんが検査室へ入室後、氏名、検査内容、鼻麻酔の確認を行います。
  • 緊張の強い患者にはリラックス出来るよう必ず声掛けをします。
  • 検査中、体位変換の介助、注水、腹部圧迫、生検などの直接介助を行います。
  • また、常に患者さんのバイタル等のチェックに努めます。

肛門手術の介助

  • 手術の準備(患部固定、手術器具セットの準備、滅菌シーツ、ガーゼ準備、ライト、電気メス設定を確認します)
  • 手術中の直接介助だけでなく、常に患者への声掛け、バイタル等のチェックに努めます。
  • 内視鏡スコープの洗浄・手術の間接介助を中心とした補助業務

    • 内視鏡検査室で直接介助をします。
    • 使用後のスコープをマニュアル通りに洗浄します(手順は簡単!)
    • 吸引瓶の汚水破棄
    • 手術器具を準備します(術式によって準備するものが異なります。)
    • 手術中の器械出しをします
    • オペセット、処置具の滅菌をします

    ・・・・こんなに詳しく書いたら、覚えられるか不安になりますよね。 でも、心配しないで。入職した当分は、全てを任されるわけではありません。 新入職者の教育プリグラムに沿って、最初はプリセプターに付くことになり、ひとつひとつを全て一緒に行います。胃腸科や肛門科が未経験でも心配ありません(実際ほとんどの看護師の方が未経験で入職してきます)。

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    医療事務(兼診療補助)の仕事の実際

    受付

    受付は患者さんが来院して最初に訪れる場所です。不安を持って来院される患者さんが多いため、笑顔でお迎えすることが重要となります。まず、患者さんが今日はどんな症状で来院されたのかを伺い、問診票を書いてもらいます。初診であれば、氏名や生年月日、保険証の記号番号等、患者情報を確認していき登録し、診察券・カルテを作成します。
    再診の場合であれば、保険証を確認し、変更や有効期限切れがないか等を細かくチェックした後、カルテを診察室へ運びます。また、電話対応(各種問合せ、診察や検査の予約)や混雑時に待合室で患者さんを診察室やお手洗いへ案内することもあります。
    具合の悪い方のベッドへの誘導、記入済み書類(患者さんアンケート等)の回収、待合室の環境整備など、いわゆるコンシェルジュのような業務を行うこともあります。受付は、人と接する機会が多いので、コミュニケーション能力が大切です。患者さんからの印象を決める「クリニックの顔」であり、丁寧かつ明るく思いやりのある対応をすることが求められます。

    会計

    一般的に「医療事務」と言うと、この仕事を想像する方が多いと思います。当院の会計スタッフは、普段は患者さんからはあまり見えない奥の場所で業務にあたっています。
    主な業務内容は、診察が終わった患者さんのカルテを見て、行われた医療内容とカルテ記載に不一致がないかチェックし、患者さんが負担する金額を保険医療の算定基準に則して計算し、領収書や処方箋を発行して会計をすることです。
    また、月初めには、前月の全患者さんのレセプト業務があります。 レセプトとは診療報酬明細書のことで、医療機関での診察や検査、投薬などにかかった費用の保険者負担分を保険者(組合・市区町村など)に請求する業務がレセプト業務です。
    会計スタッフには正確さが必須なのはもちろんですが、診察が終わった患者さんをお待たせしないように、スピードが非常に重要です。

    診療補助

    診療補助+看護助手を兼ねた業務を行います。
    当院の診療補助のお仕事は、患者さんの呼び入れ、診察の介助、レントゲン撮影の補助、内視鏡検査や手術の予約、腹部エコーの予約、ホルター心電図の予約、術後の生活指導などを行います。
    また、検査室へのストレッチャー出し入れや、内視鏡検査を受ける患者さんの着替え・離床の補助、院内の物品整備などです。
    医師や看護師がスムーズに動けるようにサポートし、診察や検査・手術を円滑に進行させ、患者さんに満足して頂ける医療を提供することを目標とするお仕事です。
    どの部署から勤務開始となっても、入職後は先輩職員が一から指導にあたりますので、未経験でも問題はありません。(実際、当院の医療事務員の中で、他院での医療事務経験者はほとんどいません)。

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