胃ポリープの基礎知識

胃ポリープとは

胃ポリープとは

胃の粘膜の一部が隆起する病気です。胃ポリープの大半は良性で健康を害することは少ないですが、ごく稀に悪性の場合もあります。
胃ポリープは、大きく3種類に分類されます。

・胃底腺ポリープ

30、40代の女性がなることが多いポリープです。癌化することは稀で自然と消失するケースもあります。

・過形成(かけいせい)ポリープ

30代以降の方が発症することが多く、癌化するケースは少ないです。小さいものは経過観察を行い、2cm以上なら切除する場合があります。

・胃腺腫(いせんしゅ)

高齢者の方に多く見られます。正常な細胞とは異なる形状をしている為、放置すると癌化する可能性が高いポリープです。小さいものは経過観察、2cm以上の大きさは切除することが多いです。

胃ポリープの症状と原因

胃ポリープの症状と原因
○症状
どのポリープも自覚症状はほとんどありません。しかし、ポリープが大きくなると不快感や痛み、吐き気などの症状があらわれる場合があります。
○原因
胃ポリープの原因は、はっきりと解明されていません。
しかし、胃炎がある方は胃ポリープを発症しやすい傾向にあります。またポリープになった方は、ヘリコバクター・ピロリに感染している方が多く、ピロリ菌もポリープ発生に関与しているのではないかとも考えられています。
検査と治療について
胃ポリープは自覚症状がない為、検査によって初めて発見されることが大半です。良性のものが多いですが、大きさや症状によっては癌化する可能性がある為、胃カメラによる定期的な検査が大切です。

しかし、検査の必要性は理解していても、従来の胃カメラによる検査は嘔吐反射がある為、検査を敬遠しがちな方も多いのではないでしょうか。

横浜にある当院は、直径5.0mmのから入れる極細胃内視鏡を導入しています。
鼻から入れるので嘔吐反射がありません。また、胃カメラ検査は豊富な知識、経験、テクニックがある医師が行いますので、無痛安全です。定期的な検査は胃ポリープや胃癌など、様々な胃の病気の早期発見につながります。胃カメラ検査なら、ぜひ当院にお越しください。

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