規則正しい食事をする

1日3回の規則正しい食事を目指しましょう。胃の調子が悪い、食欲がないというときは朝食を抜きがちですが、胃が空っぽになる時間が増えると胃が荒れやすくなります。1日3回であるべき食事が2回に減ることで、1回に食べる量も増えやすくなります。

また、深夜に食事をするのもおすすめできません。就寝前の食事は胃に大きな負担がかかるため、夜遅くまで仕事があるような場合は、深夜まで我慢せず夕食の時間に軽くでも何か食べておきましょう。胃が空っぽになる時間を減らせるだけでなく、就寝前に食べる量を減らすことができます。

食べ物はきちんと噛んで腹八分目までにする

食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまうと、胃で頑張って消化しなくてはならなくなり、負担がかかります。また、空気も一緒に飲み込んでいるため、ゲップが出やすくなります。よく噛み、唾液と混ぜて細かくしてから胃へ送ってあげてください。人は、食事をしてから満腹を感じるまでにタイムラグがあります。早食いになると食べすぎて肥満の原因になるといわれているため、注意が必要です。

また、食事の量は腹八分目が理想です。楽しみながらゆっくり食事をして、みんなで食事を楽しめたという満足感が得られるとよいでしょう。食後にも30分ほど食休みの時間をとると、胃の消化を助けてくれます。

脂肪分が多いものや刺激物は避ける

脂肪分が多い食べ物は、消化に時間がかかります。その分胃が頑張る時間が長くなり、負担になります。また、刺激物は胃壁を傷めるため、胃が弱っているときは避けてください。

タンパク質・炭水化物とともに、ビタミンやミネラルをしっかり摂ることをおすすめします。また、胃の負担を軽くするためには生よりも火を通して柔らかくする、繊維が多い野菜は消化しやすいように細かくする、などの対策をとるとよいでしょう。

アルコールは適量にする

アルコールは胃粘膜を傷つけます。少量のアルコールは身体によいとされていますが、生活習慣病を予防するためにも適量を心がけてください。晩酌は毎日ではなく、きちんと休肝日を決めてアルコール量を減らしましょう。

タバコはやめる

タバコは、血管の収縮を促して胃への血行を悪くします。また胸焼けを起こしやすくするため、喫煙はやめましょう。喫煙者は非喫煙者よりも消化性潰瘍にかかりやすく、死亡率も高いといわれています。再発率も高いため、百害あって一利なしです。ヘビースモーカーで禁煙がストレスになるという場合は、禁煙外来などに行って治療することをおすすめします。

ストレスはためない

ストレスを感じると、胃に悪い影響が出ます。しかし、現代社会はストレスと切っても切れない関係にあるでしょう。ストレスを感じても、ためないように発散方法を見つけてください。運動をしたり、趣味に没頭したり、相談相手を見つけて話を聞いてもらったりして、ストレスをためない生活を心がけましょう。

風邪薬の服用は用法・用量を守る

風邪薬は、胃を荒らす原因です。必要以上の薬を飲む、用法・用量を守らないという飲み方は危険です。また、空腹時の風邪薬は胃粘膜が荒れやすくなるため、必ず軽く飲食をしてから服用してください。風邪薬を飲んで胃の調子が悪くなることが多ければ、病院で風邪薬と一緒に胃薬を処方してもらうとよいでしょう。

横浜にあるららぽーと横浜クリニックの胃腸科では、様々な胃の不調の診療・検査に対応しております。最近胃腸の不調を感じるようになった、横浜で胃腸科があるクリニックを探しているという方は、ぜひ神奈川県横浜市にあるららぽーと横浜クリニックの胃腸科へご相談ください。