みなさん、こんにちは。横浜市肛門科のららぽーと横浜クリニックです。
今回のテーマは「どのくらい症状が続いたら肛門科を受診するべきか?」というものです。
「おしりが少し痛いけど、様子を見ていていいのかな?」
「血が出たけど、痔だと思うし病院に行くほどではないかな?」
多くの人が1度は経験のある痔の症状は、家族にも相談しづらく、受診のタイミングが分からず我慢してしまう方がとても多い症状です。
① どのくらい症状が続いたら病院に行くべきか
② すぐ受診した方がよいサイン
について、分かりやすくお話していきたいと思います。
肛門科で見てもらうのはどんな症状?
そもそも、どういった症状が肛門科で診てもらうべき症状なのでしょうか?
- 肛門の痛み
- 排便時の出血
- 肛門付近の腫れ
- 肛門のかゆみ
- 肛門の異物感(できもの)
- 排便時に何か飛び出してくる
- 粘液が出てくる
では、症状がどのくらい続いたら病院を受診するべきなのでしょうか?
軽い症状でも「数日~1週間」続く場合は要注意
先ほどあげたような症状は、多くの場合はいわゆる「痔」の症状であることが多いです。
しかし、痔の症状だと思ったら思わぬ病気であった…なんてことも少なくないため、数日から1週間以上続いている場合は、一度医師に相談することをおすすめします。
痔はであれば 塗り薬や生活習慣の見直しだけで改善することも多く、手術の適応がある場合も早めの受診が結果的に楽になることが多いです。
さて、痔だと思ったら思わぬ病気だったこともあるとお話ししましたが、具体的にはどんな病気が隠れているのでしょうか?
出血がある場合は、早めの受診を!
出血がある場合は、 「痔だから大丈夫」と自己判断せず、早めの受診をおすすめします。
なぜなら、痔だと思って放置したら特殊な大腸の炎症の病気であったり、大腸がんであったりといったケースは少なくないからです。
確かに出血の原因は痔であることが多いのですが・・・
- トイレットペーパーに血がつく状態が続いている
- 出血の量が増えてきた
- 血が便に混じっている
- 黒っぽい便が出る
お尻からの出血というのはよくある症状だからこそ、本当に病気のサインであったとしても見落としてしまいがちです。
お尻から出血があった場合には、自分で判断せず、きちんと肛門科の医師に診てもらいましょう。
さて、すぐに肛門科へいったほうが良い症状というのは、まだあります。
他にはどんな症状があるのでしょうか?
すぐに病院に行った方がよい症状
以下のような症状がある場合には、血栓性外痔核という急性のいぼ痔、直腸周囲膿瘍(肛門の周りに膿がたまってしまう状態)といった、治療が必要な状態の可能性があります。
- 座るのも辛いくらいの痛みがある
- 腫れがどんどん大きくなっている
- 発熱を伴っている
- 膿(うみ)が出ている
- 痛みや腫れが急に悪化した
場合によっては、その後更に手術などが必要なケースもあるため、我慢は厳禁です。
まとめ
いかがでしたか? 「肛門科の診察は恥ずかしいから我慢」はおすすめできません。痔の症状はとても身近な症状のため軽く見られがちですが、放置すると悪化し、治療に時間がかかることもあります。
また、肛門からの出血を痔だと思っていたら、原因は大腸がんだった・・・ということがよくあります。
これは、痔がどんなひとにもあるポピュラーな病気だからこそだと思います。
結果、「仕事の忙しさを優先して放置したら入院治療が必要になってしまった」「痛みを我慢して更に生活の質が下がってしまった」というケースも少なくありません。 肛門の症状が数日~1週間以上続く場合は、一つの受診の目安と思ってください。 ただし、肛門からの出血や痛みが強い場合には、1週間も様子を診ずに早めの受診がおすすめです。
また、恥ずかしいからと症状を我慢せず、肛門科の専門医に一度相談をすることが大切です。
当院では、痔の診察から必要に応じた検査まで対応しています。
患者さんが安心して受診できるよう、丁寧な診察を心がけ、忙しい人のために日帰り手術も工夫しています。
肛門の症状にお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。