みなさん、こんにちは。ららぽーと横浜クリニックです。
今回は少し専門的なテーマでお話していきたいと思います。
今回のテーマは・・・ 「胃底腺型胃がん」 についてです。
「胃がん」という言葉は聞いたことがあっても、「胃底腺型胃がん」という名前は初めて耳にする方が多いと思います。
実は、このタイプのがんは比較的新しく知られるようになったもので、一般的な胃がんとは少し特徴が違います。
今回は、一般的な胃がんとの違いや診断・治療について、わかりやすくお話しします。


一般的な胃がんとどう違うの?

一般的に、多くの胃がんは、ピロリ菌(正式にはヘリコバクター・ピロリ菌)という細菌が関係しています。
ピロリ菌は胃の中にすみつく細菌で、感染すると長い年月をかけて胃に炎症を起こし(慢性の胃炎)、その結果として胃がんに繋がることが多いのです。

実際、日本人の胃がんの約99%はピロリ菌が原因といわれています。
そのため、日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは、ピロリ菌に関する病気の治療と予防のために、ピロリ菌感染者の全てに、除菌療法を受けることが強く勧められています!

さて、こうした一般的な胃がんに対し・・・
胃底腺型胃がんはピロリ菌に感染していない、健康な胃粘膜から発生するという、これまでとは全く違うタイプの胃がんなのです。

では、次に胃底腺型胃がんの特徴を見ていきましょう。


胃底腺型胃がんの特徴